2019年4月1日月曜日

【マイファミ食育だより】2019年4月号

こんにちは。

このマイファミ食育だより、

4月からいよいよ4年目に入ります。

今年度1年間は日本の旬の食材を使った 減塩レシピ についてご紹介いたします。

新たな気持ちで取り組みます。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本題です。

まず、『なぜ減塩が必要なのか?』について。

日本人の食事摂取基準で1日あたりの塩分摂取量を女性は7g未満、男性は8g未満を目指しています。

しかし、実際の摂取量は平均で9.9 g(男性 10.8 g、女性 9.1 g)で、男性は2.8g、女性は2.1gの塩分を毎日取りすぎています

塩分を摂りすぎると血液中の塩分濃度が上昇し、血管の中の水分が増えることで血管にかかる圧力も上昇します。

これが高血圧の原因になるのです。

高血圧は脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを高めることにつながります。

したがって、日々の食事の中で塩分を摂りすぎないように気を付けることが大切になります。

1年間かけて減塩ポイントをご紹介していきますので普段の食生活に取りいれてみてください。




そこで、4月の減塩テーマ食材は キャベツ です。

院内では「 春キャベツとエリンギのレモン和え 」をご紹介しております。

ご来院された際には一度ご覧になってくださいね。

             管理栄養士 小島 千佳

2019年3月1日金曜日

【マイファミ食育だより】2019年3月号

みなさん、こんにちは。

時が経つのはあっという間で、

日本の行事食のご紹介も今回が最後となりました。

さて、3月の行事食は ちらし寿司 です。




3月3日は「 桃の節供 」と言われ、別名「 ひな祭り 」として慕われています。

ひな祭りでは、ひな人形を飾り、女の子の健やかな成長を祈り、
春の訪れを伝える旬の食材でお祝いします。

ひな祭りにちらしずしを食べるいわれはありませんが、

お祝いの席にふさわしい料理で囲むようになりました。

えびは「長生き」、

れんこんは「見通しがきく」、

は「健康でまめに働ける

などの縁起のいい具を使い、

みつば、玉子などをのせて華やかな彩りに仕上げましょう。

院内ではカップを使用した ちらし寿司 のレシピをご紹介しております。

来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島千佳

2019年1月31日木曜日

【マイファミ食育だより】2019年2月号

みなさん、こんにちは。

先日新年を迎えたと思っていたら、いつの間にかもう2月ですね。

風邪やインフルエンザが全国でたいへん流行しています。

手洗いやうがいをしっかり行い、人混みに出る際にはマスクをするなど日々の予防を心がけましょう。

さて、2月の行事食は 恵方巻 です。



恵方巻は節分に恵方(その年の福徳をつかさどる神様がいる方角)を向いて切り分けずに無言で一気に食べると縁起が良いとされる巻きずしで、丸かぶり寿司と呼ばれることもあります。

七福神にちなんで縁起を担ぎ、かんぴょう、きゅうり、しいたけ、だし巻、うなぎ、でんぶなどの7種の具を入れて巻きます。

※ちなみに、2019年2月3日の節分の恵方は東北東です。

恵方巻がはじまった由来は諸説あり、どれも定かではありませんが大正時代に関西で発祥した説が有力のようです。

家庭でよく見かけるようになったのは、1990年代から2000年代にかけてスーパーやコンビニで大きく宣伝されるようになり全国へ広まっていきました。

近年では、売れ残りが大量に捨てられる食品ロス問題の象徴ともなっており、日本の食の伝統が残念な状況になっています。

食をいただく、ということは、生命あるものをいただくのだ、という本来の意味に立ち返り、日々の食事をより豊かにしたいものです。

院内では恵方巻のレシピをご紹介しております。

来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島千佳

2019年1月1日火曜日

【マイファミ食育だより】2019年1月号

新年あけましておめでとうございます。

新たな1年が始まりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月の行事食は 雑煮 です。

雑煮とは一年の無事と新年の豊作、家内安全を祈り正月に食べる伝統的な日本料理です。

古くは直会(なおらい)といって、神さまにお供えしたものを皆で分け合っていただく神聖な食事という意味の名前で呼ばれていました。

関東は切り餅、関西は丸餅など色々ありますが、年神さまの生命力を宿す鏡餅をいただくという意味で、本来は丸餅だったようです。

雑煮は日本各地で様々なバリエーションがあり(注)、各地の雑煮を食べ比べてみるのも良いでしょう。

院内では 雑煮のレシ をご紹介しております。

来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島千佳

注:各地のお雑煮
関東では三つ葉を入れたすまし汁仕立て、関西は味噌雑煮、京都は白味噌、と地方によってさまざま。東北ではぜんざいのように小豆汁に餅を入れるところがあり、金沢では切り餅に花鰹を添えてあっさり仕立て、長崎では塩鰤に鶏肉、かまぼこ、豆腐など豪勢な具を入れるなど、土地土地の味が今も受け継がれています。(引用:白井明大『暮らしのならわし十二ヶ月』飛鳥新社 P.26-27)


2018年11月30日金曜日

【マイファミ食育だより】2018年12月号

こんにちは。

本年も残りわずかとなりました。

みなさん、この一年でやり残したことはありませんか。

この1ヶ月でやりたいこと、やるべきことを改めて整理して、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。

さて、12月の行事食は 年越しそば です。





年越しそばのことを、晦日そば、つごもりそば、運気そばと呼ぶ地方もあります。

年越しそばとは、細く長く長寿であるよう願い、大晦日に食べる蕎麦です。

年越しそばのはじまりは、江戸時代の商人が毎月30日にそばを食べる風習にあり、 現在は大晦日だけに残ったといわれています。

折しも11月〜12月は新そばの旬。

大晦日は、家族全員で1年の無事を感謝し、新たな1年の幸せを願いましょう

本年も『マイファミ食育だより』 をご覧いただきまして、ありがとうございました。

どうぞ佳い年末年始をお過ごしください。

院内では 年越しそば のレシピをご紹介しております。

来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島千佳

2018年10月30日火曜日

【マイファミ食育だより】2018年11月号

みなさん、こんにちは。

日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。

さて、11月の行事食は けんちん汁 です。




11月15日は「油祝い」と言い、油気のあるものを食べる風習があります。

もともとは、旧暦の11月15日にモチや植物油を用いた料理を神前に供えて、油の収穫を祝ったものでした。

その後、冬期になると、油を灯火として使用するばかりでなく、寒さに備えて油分のあるものを多く食べるなど、油を使用する機会が増えることから、この日を油の使い始めの日として祝う意味合いが強まりました。

冬ごもりの前に、生命力を補給することを願ったのでしょう。

昔は、今から想像できないほど油は貴重なものでした。

とくに農村地帯では、家々でしぼり機を用いて菜種、胡麻、荏胡麻(えごま)などから油を自家製造していました。

たくわえられた少量の植物油は、厳しい冬の間、長い夜を灯し、寒気から人々の身を守ったのです。(一般社団法人日本植物油協会)

「こたつ開き」をするのもこの時期です。本格的な冬の寒さに備えるために、体の中から温まる具をたくさん入れてけんちん汁を作っています。

けんちん汁は、中国からの渡来食がルーツで、ところによって「けんちゃん汁」「建長汁」ともいいます。

野菜を油で炒めることで、香りとコクがでます。

地方により鶏肉や油揚げなどを入れますが、豆腐を混ぜるのが基本。野菜やきのこなどいろいろな食材を入れて、具だくさんにしましょう。

院内では けんちん汁のレシピ をご紹介しております。

来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島 千佳

2018年9月30日日曜日

【マイファミ食育だより】2018年10月号

こんにちは。

秋晴れのさわやかな日がつづく季節になりました。

さて、10月の行事食は 栗ごはん です。



9月の十五夜に月見団子をご紹介しましたが、10月には十三夜(2018年は10月21日)があり、十五夜と十三夜の二夜を観月し(二夜の月:ふたよのつき)、一方を欠いてしまうと「片見月:かたみつき」として忌み嫌われ、よくないことがあると言われています。

8月から10月頃に獲れる里芋は、古代日本で稲作がはじまる以前の縄文時代から栽培され、主食だったと言われます。

9月の十五夜は、その里芋の収穫に感謝する意味を込めて「芋名月」と呼ばれるのに対し、10月の十三夜は「栗名月」と呼び、里芋と同じく縄文時代から栽培され、食用として、また建築用の材木として重宝されてきた栗などの収穫を祝い、月にお供えします。

院内では「 鶏ひき肉入り栗ごはん 」のレシピをご紹介しております。

来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島千佳