こんにちは。
寒さが少しずつ和らぎ、 春の訪れ が感じられる季節となりました。
さて、糖尿病、高血圧、脂質、骨粗しょう症を各3か月ずつご紹介していた食育だよりもあっという間で最終回となりました。
今月は骨粗しょう症の食事のポイント3回目です。
骨粗しょう症の予防と治療には、バランスよく食べることを基本とし、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKに加えて、果物と野菜、良質なたんぱく質(肉、魚、卵、豆、牛乳・乳製品など)が推奨されています。注)
たんぱく質は骨や筋肉を作る栄養素です。
高齢になると食べる頻度が減りやすいので、毎食のメイン料理に意識してたんぱく質を使用した料理をとるように心がけましょう。
骨粗しょう症の治療のときにとくに避けるべき食品はありませんが、リンを多く含む食品(加工食品、インスタント食品、一部の清涼飲料水)、食塩、カフェインを多く含む食品(コーヒー、紅茶)、アルコールの過剰摂取は控えましょう。注)
院内では「たけのこと豚肉のオイスター炒め」をご紹介しております。
来院された際には一度ご覧になってください。
注)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版
管理栄養士 小島 千佳