先日新年を迎えたと思っていたら、いつの間にかもう2月ですね。
風邪やインフルエンザが全国でたいへん流行しています。
手洗いやうがいをしっかり行い、人混みに出る際にはマスクをするなど日々の予防を心がけましょう。
さて、2月の行事食は 恵方巻 です。
恵方巻は節分に恵方(その年の福徳をつかさどる神様がいる方角)を向いて切り分けずに無言で一気に食べると縁起が良いとされる巻きずしで、丸かぶり寿司と呼ばれることもあります。
七福神にちなんで縁起を担ぎ、かんぴょう、きゅうり、しいたけ、だし巻、うなぎ、でんぶなどの7種の具を入れて巻きます。
※ちなみに、2019年2月3日の節分の恵方は東北東です。
恵方巻がはじまった由来は諸説あり、どれも定かではありませんが大正時代に関西で発祥した説が有力のようです。
家庭でよく見かけるようになったのは、1990年代から2000年代にかけてスーパーやコンビニで大きく宣伝されるようになり全国へ広まっていきました。
近年では、売れ残りが大量に捨てられる食品ロス問題の象徴ともなっており、日本の食の伝統が残念な状況になっています。
食をいただく、ということは、生命あるものをいただくのだ、という本来の意味に立ち返り、日々の食事をより豊かにしたいものです。
院内では恵方巻のレシピをご紹介しております。
来院された際には一度ご覧になってください。
管理栄養士 小島千佳