2018年5月31日木曜日

【マイファミ食育だより】2018年6月号

こんにちは。

少しずつ暖かくなり、過ごしやすい季節になってまいりました。

6月の行事食は 水無月(みなづき)です。

 

皆さん「水無月」をご存知でしょうか。

京都では昔から1年の半分が過ぎ去る6月30日に残り半分の無病息災を祈願して「夏越の祓(なごしのはらえ)」と呼ばれる行事を行います。

この「夏越の祓(なごしのはらえ)」のときにいただくのが、「水無月」という和菓子です。

氷室の節句(旧暦6月1日)に氷餅を食べたくても、昔は氷は貴重で、庶民の手の届くものではありませんでした。

代わりに、白い「ういろう」を氷のかけらに似せて三角に切って、小豆あんをのせて食べました。

これが、「水無月」で、その小豆の赤い色や三角の形には、魔除けの意味があるそうです。

院内では水無月のレシピをご紹介しております。来院された際には一度ご覧になってください。

管理栄養士 小島千佳