こんにちは。
木々の葉も鮮やかに色づき、朝晩は涼しく感じられる季節となりました。
10月は高血圧の食事のポイント第1回目です。
野菜や海藻に含まれているカリウムは余分なナトリウムを尿として排出させる働きがあります。
塩分の取りすぎによる高血圧を予防します。
しかし、カリウムは水にさらす、ゆでることで水に溶けだしてしまいます。
生で食べられるものはそのまま、加熱するときは具だくさんの野菜スープにしてとると良いでしょう。(1日1杯まで)
※腎機能が低下している方はカリウム摂取量の制限がある場合があるので医師の指示に従ってください。
Ⅱ.適正体重を維持しましょう。
肥満がある方は高血圧になりやすいため、適正体重を維持しましょう。
減量するには食事だけでなく運動も必要不可欠です。
1日30分以上の有酸素運動(ウォーキングや水泳など)をできるだけ毎日つづけると良いです。
※肥満者はBMI25未満を目指して減量しましょう。ただし、急激な体重減少は体の負担になるため、無理のない減量を行ってください。
BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
Ⅲ.調味料は「かける」よりも「つける」
醤油やソースは「かける」よりも「つける」ことで自己調整しやすくなります。
しかし、塩は逆に「つける」よりも指でつまんで少し「かける」方が減塩できるでしょう。
院内では「 エリンギとまいたけの炒め物 」をご紹介しております。
来院された際には一度ご覧になってください。
管理栄養士 小島千佳